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愛のあるテキスト

MUSIC MAGAZINE 9月号で、フリッパーズ特集。50ページ。

今さらながらのレビューや関係者へのインタビューから構成されていて、主に改めてまとめて読める、という意味でどれもそれなりに興味深いのだけど、そんな中で能地さんのテキストがずば抜けて面白い。もう最高。雑誌読んでて声出して笑ったのは久しぶりだ。能地さんはフリッパーズのふたりに近いところに居ただけに、彼らに愛がある。それは、ファンとして、マニアとしての愛じゃなく、傍観者として、あるいは保護者としての愛。

冒頭からして飛ばしている。「あんなに扱いづらくて、口の減らない、しかも自分たちがどんなにカワイイかを知りつくした上でやりたいほうだいのクソガキども(当時)は地球上にいないです。」全力で非難しつつ、全開で愛情表現。そして、15年前の話なのに、ものすごいリアリティ。ハンターのエピソードなんて、美しすぎる。アホすぎて。「おそらく小山田圭吾でさえ、小沢健二でさえ、あの濃密な時間を再び構築することはできない。あれは二度と来ない季節だからこそ意味がある。だからこそ美しい。」

惜しいふたり組をなくした。でも幸いなことに彼らはいまでも活動している。小山田圭吾は5年ぶりとなるシングル「Music」を来週リリース。そして、秋にはフルアルバム。小沢健二は季刊「子どもと昔話」にて小説「うさぎ!」を連載執筆中。小沢健二にはぜひとも詞を書いて欲しいのだけど。

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